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クレーンメーカーの震災対応について

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引き続き、この度の東日本大震災におきまして被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

弊社も現在、数名のスタッフが断続的に入れ替わり仙台市若林区、多賀城市にて、浸水したクレーン車の引き揚げ、復旧作業に従事しております。イレギュ ラーな作業が多く、前例のない工程を求められ、大変な危険を伴いますが、少しでも復興、復旧のお手伝いになればと持てる力を出し切っております。

私も今日まで10度ほど被災地に入りましたが、今回はその中で浮かんだ素朴な疑問を述べてみたいと思います。

「クレーンメーカーって、なんかしてます?」

各社のホームページをみると、ある企業は「地震対策本部」を設置し情報収集に努め被災地の復興に向けた支援に全力で取り組むとのこと(3月15日付けお 知らせより)で、その後3月28日の「お知らせ」にて義援金として1000万円を寄付すること、そして5000万円相当の製品を寄贈することを検討してい るとの情報を知りました。ただ、その後、いくらホームページを見てもその5000万円相当の製品が具体的に何で、寄贈先についても判らない状態が続いてい ます(6月1日時点)。

全然、だめですよね。私なら、これまでのお取引でお世話になってきたこと、また、今回の理不尽な震災により被災されたお客様の現状を感情的に鑑み、

  1. 被災した各都道府県の県庁に各1台ずつ25t、16t、12tのクレーン車を寄贈します。
  2. 自衛隊には広域で使用する目的で1台220tのクレーン車を寄贈します。
  3. 全国の自社サービス部所属社員を集め(20名ほど)、被災地支援にあたらせます。
  4. 被災したクレーン車の修理に関する部品発注は一律定価の10%値引きを適用します。
  5. サービス部とサービス工場を連携させ、被災したクレーン車の復旧修理を被災地外の余力ある工場で実施します。
  6. 自グループ内、中古車部門を活用し、被災したクレーン車、カーゴクレーン、高所作業車の査定、買取、現金化を進めます。
  7. 被災地外のレンタル会社と連携してクレーン車を被災したお客様に当面のクレーン車のレンタルを勧めます。

とりあえず、上記7項目を迅速に速やかに実施し、お世話になったクレーン業界の復活のために全力で貢献します。

自分の会社の被害状況がどうのこうの、生産能力がどうのこうのなんて誰も興味ありませんよ。いい加減「株主目線」の会社運営は止めたらどうですか。今、 何をするのか、後先考えずに、捨て身になってできることをやる。安全地帯にいてどうするんですか。仲間だったら、困っている現場に飛び込んで、主体的に未 曾有の震災を体感して、汗をかかないと。「冠水したクレーンにへたに関わると責任が発生するので止めておこう。」とかいう事なかれ思想、「この震災で下半 期はクレーンの販売増が見込めるから今は我慢してじっとしていよう」的な人ごと思想、くだらん!!

存在する価値がないですよ。

Published in対話そして探求