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トモエ自工版『三・脱』とは

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三月に入りましたがまだまだ寒い日が続く昨今お客様にはいかがお過ごしでしょうか。熱海の梅園も今が見頃とのこと。田中君に場所取りでもしてもらい梅見でも・・・。まったく風流です。
さて、年頭のご挨拶で私がなにげなく触れた「三脱方向性」という言葉がよくわからんとの社内よりの指摘があった為、今回はその「三脱方向性」について述べたいと思います。

トモエ自工にはその構造上の課題として三つの依存過多が存在しています。それは

  1. ある特定のメーカーへの依存
  2. ある特定の地域への依存
  3. ある特定のユーザーへの依存

という三つの依存です。高度経済成長期にはトモエ自工発展の原動力であったわけですが、バブル崩壊後のデフレ経済下の今日、この依存状態から構造変化し脱 却しなければ強い企業体としての存続は難しくなっていくでしょう。そこで私はこの依存状態からの脱皮を図るべく「三脱方向性」を打ち出したわけです。三脱 とは『脱メーカー依存』『脱ローカル依存』『脱ユーザー依存』です。

まず『脱メーカー依存』ですが、トモエ自工は三期前の決算において売上の約8割を特定メーカーの商品 (建設用油圧クレーン車)に依存していました。その売上は現状維持しつつ当面の目標として全体の6割を他の商品(建設用機械式クレーン、油圧ショベル、高 圧ホース等)向けの売上にしたいと考えています。

二つ目の『脱ローカル依存』ですが、トモエ自工は売上のほぼ100%を沼津・富士を中心とした半径 20km圏内の地域に依存しています。つまり沼津・富士を中心とする静岡東部地区が衰退低迷すればその動きと運命共同体ということです。これからは地域経 済の爆発的な成長は期待できません。よって地元である地域を大事にしつつ海外市場向けの売上を拡充することによって事業構造の転換を図ろうというもので す。当面の目標は全売上の10%~15%を海外向けにしたいと考えます。

三つ目の『脱ユーザー依存』についてですが、トモエ自工は創業以来油圧クレーンの整備を業務内容とし た会社です。ただこの油圧クレーンという商品は特殊性が強く、扱っているユーザー(お客様)も特殊で特定です。したがってトモエ自工の主要なお客様はほと んどがリピートのお客様で新規での整備はめったに無いのが現状です。従ってこの特殊性の強い業界が衰退すると同じようにトモエ自工も衰退するか、そうでな ければ売上減のなかで利益を確保しようという動きになり結果的に特定のお客様からの利益をあてにするようになってしまいます。この状況を打破する為に今ま での関係性を見直し、上記の脱方向性を堅持しつつ事業領域を広げていくよう努力しようと考えます。

ただ最後に確認したいのは今まで通り特定のメーカー、ローカル、ユーザーが最重要であることに変わりはないということです。むしろ事業拡大していく中で相対的な地位は高まっていくということです。

仁藤さん、木内さん、古谷君、この写真においてのピースは意味が深すぎます。

Published in対話そして探求